**上海港、サッカー協会杯連覇の影に潜む危機**
中国スーパーリーグ（中超）での連覇を果たした上海港。しかし、チームはオスカー、バルガスという2人の主力外国人選手を失い、トップ射手の武磊も負傷療養中。このため、今シーズンの展望は暗いものとなっている。春節後の2試合では、上海申花とACL神戸勝利船に連敗し、ファンは厳しい現実を突きつけられた。
特に上海申花との試合では、新加入のガブリエルが個人技で得点を重ねたものの、ロスタイムに逆転を許す結果に。シュート数でも圧倒され、申花には24本のシュートを打たれ、尽く正確さを欠いていた。また、神戸戦では0-4の惨敗、シュート数も3本の成功がない状態。現状の上海港は、2023シーズンのマルコンを失った後の武漢三鎮のように低迷している。
地元メディアによると、ムスカート監督の戦術はグアルディオラと似ており、自己の哲学を変えることに消極的だ。しかし、最近の結果は彼の方針では許容されないレベルに達している。チームの攻防バランスを崩し、50回近くのシュートを浴びる事態は「冗談」レベルの数字と評されている。
このままでは、2025年に「学費を払う」日が訪れる危険もある。上海港は早急に立て直しを図らなければならない。